色上質紙って何?
早速ですが今回は印刷用紙についてのお話。
一般的によく目にするコピー用紙のようなものからチラシなどで使用する光沢のある用紙まで印刷用紙の種類は世の中に多くあります。基本的には白い紙がメインとなる中で最初から紙に色がついた紙が「色上質紙」です。
色上質とは「上質紙」の両面に色を付けた用紙になり、様々な印刷物に使用されます。
用紙の厚みも薄口から超厚口まであり、使用用途は様々です。
色上質紙で印刷する時の注意点は?
発表会のパンフレットやプログラム、冊子の表紙や扉紙などに多く用いられる事が多くモノクロ印刷でも目立つ印刷物を作成する事が可能ですが、色上質紙で印刷を行う場合には印刷色に注意が必要です。
色上質紙への印刷は印刷用のインクが用紙の色の影響を受けてしまいます。したがって色上質紙へのカラー印刷は、よほど薄い色の用紙を使用しない限りはおススメしていません。黒などの濃い色は影響を受けにくくなりますので、一般的にはモノクロでの印刷をおススメしています。
だったら色上質紙で印刷しない方がいいのでは?
上記では何だかメリットがあまり無さそうな文章になってしまいましたが、決してそんなことはありません。色上質紙では、モノクロでは物足りないけどカラー印刷をするような写真やイラストが無い場合、カラー印刷よりもコストを抑えながら差別化した印刷物を作成できます。
また、様々な色がありますので、用途のイメージに合った色で印刷することで上品な仕上がりにすることも可能です。
「用紙について」のコーナーでは色上質紙のサンプル画像がもう少し大きくご覧いただけます。
またご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。
用紙についてもっと知りたい方はこちらまで→「用紙について」
レスキュープリントではこれらの用紙をお客様に実際に見て頂く事で安心してご発注頂けるようにサイトをご覧頂いた方限定で無料用紙サンプル集をご用意しております。
是非お手元で実際の用紙をご覧頂き、ご自身の作成したい印刷物のイメージと比べてみてください。
Profile:
坂下大輔
コピンピア一筋21年。会社随一のアイデアと閃きで、社内外に向けたいくつもの企画を成功に導き社長賞を何度も受賞。知識よりも感覚で仕事をするのが好きで、簡単なデザインならデザイナーに依頼せずに自分で作成してしまうことも。社員旅行では宴会ではしゃぎ過ぎる一面も持ちながら、息子の影響でお寺巡りにはまっている。日本酒が大好きなのに焼酎が飲めないという変わったお酒好き。