冊子を作成する際に時々登場する「ノンブル」という言葉。
あまり聞きなれない言葉ですので「なんのこと?」となる方も多いのではないでしょうか。
今回は「ノンブル」についてお話したいと思います。
ノンブルとは?
ノンブルとは簡単に言えば「ページ番号」の事。
冊子などを作成する際に目次と連動させ、目的となるページを見つけやすくする効果や、「どこまで読んだのか」をわかりやすくしたり、参照するページをわかりやすくする目的で付けられるものです。
授業や講義、セミナーなどで、テキストやレジュメなどの冊子を作成した際に
「○○ページを開いてください」と伝える事が出来たり
文中に「○○ページに記載」など入れることで読む側も見やすくなりますね。
「またノンブルを入れることで印刷時の順番間違いや落丁のチェックもしやすくなり、制作側にもメリットがあったりします。
ノンブルの付け方について
印刷する冊子にノンブルをつけようと思った時に、必ずしも表紙をめくった1枚目が1ページ目となるわけではありません。目次や前書きなどのページにはノンブルを入れないパターンもありますが、特にルールがあるわけでなく、使用するシーンや意図に合わせてノンブルはつけられます。
左側で綴じる無線綴じ冊子などを作成する際、右ページは右下に、左ページは左側にノンブルを入れる形になります。これが逆になってしまうと綴じ側にノンブルが入ってしまい、見えなくなってしまいます。
また一般的なルールとして左側で綴じる無線綴じの場合、見開いた状態で右側に来る頁が奇数(表)、左側に来る頁が偶数(裏)というものがあります。これを覚えておくとノンブルをつける際のヒントになるかと思います。
これまでレスキュープリントへご入稿頂いた冊子データについて、ワードなどでテキストを作成して頂いている場合、冊子にする際に両面印刷にすることを頭に入れずに全てのノンブルを右下に入れてしまい、両面にした際に裏側のページのノンブルが綴じ側に・・・というトラブルが本当に多くあります。
ただ前に述べたようにノンブルの付け方は自由です。右下や左下へノンブルを振り分けるのではなく、ページの下の中央に配置するという事もあります。
レスキュープリントへ任せてしまいましょう。
ここまでノンブルについて様々な注意点やルールをお話してきましたが
そこまでやっている時間が無い!というお客様は、レスキュープリントへご相談ください!
お客様の指示を頂いてノンブルをこちらで入れることも可能です。
また、先ほどお伝えしたように
「全てのページ番号を右下に入れてしまっている・・・!!」
というお客様につきましてもご安心ください。
現在振られているノンブルを消して新たにノンブルを振りなおす事も可能です。
ノンブルを入れるのは基本的に・・・なんと・・・・
「無料です」
ただしお客様の意図しているノンブルと違ってしまう可能性もありますので
事前に打ち合わせをさせて頂く事をおススメいたします。
例えばこんな使い方
講習で使用するテキスト。
「バーっと作って100頁位のものが出来たけど、ノンブル振ってないから目次も作れないなぁ・・・」
そんな時にはレスキュープリントの
「無料ノンブル作成」と「無料サンプル作成」を上手く使いましょう。
無料お試し印刷についてはこちら
・パターン①
仕上がったテキストデータをPDFへ変換後、レスキュープリントへ無料サンプル作成依頼。
その際にノンブルを入れ、仕上がった校正冊子を見ながら目次を作成し、実際の印刷を発注。
・パターン②
目次も作成し、目次に入れるページ番号は空欄にした状態で入稿。
打ち合わせを行い、目次のページ数も無料ノンブルと同時にご指示頂き、無料サンプル印刷。
ご確認後に実際の発注。
こんなパターンを使用すればテキストやレジュメなどの無線綴じ冊子も楽に作成する事が出来ます。
悩んだらまずはお気軽に相談ください。
Profile:
坂下大輔
コピンピア一筋21年。会社随一のアイデアと閃きで、社内外に向けたいくつもの企画を成功に導き社長賞を何度も受賞。知識よりも感覚で仕事をするのが好きで、簡単なデザインならデザイナーに依頼せずに自分で作成してしまうことも。社員旅行では宴会ではしゃぎ過ぎる一面も持ちながら、息子の影響でお寺巡りにはまっている。日本酒が大好きなのに焼酎が飲めないという変わったお酒好き。