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くるみ綴じ製本(くるみ綴じ冊子)とは?

時々耳にすることがある、この「くるみ綴じ製本(冊子)」という言葉。

見た目は「無線綴じ製本(冊子)」と同じに見えるけど、何か違うの?というお問い合わせを良く頂きます。

結論から申しあげますと「無線綴じ製本」と「くるみ綴じ製本」は同じです。

本文に対して表紙を接着剤を使用して「くるむ」形で仕上げる無線綴じ冊子は、その製本方法から「くるみ綴じ製本」と呼ばれる事もあるのです。

無線綴じ製本は、綴じる時に針や糸などを使用しない、という意味で「無線」という言葉が使われています。どちらも言い方が違うだけで形は同じ製本方法という事になります。

製本の綴じ方も様々です

冊子を作成するにあたり、製本方法は様々です。今回のような「くるみ綴じ(無線綴じ」や他のコラムでもご紹介しているレスキュープリントの主力商品である「中綴じ」、ページ数や使用用途によって、同じ冊子でも製本方法は違ってきます。それでは今回ご紹介させて頂いた製本方法以外にはどんなものがあるのでしょうか?

「あじろ綴じ」

あじろ綴じとは無線綴じを改良した製本方法となります。主にオフセット印刷で使用される綴じ方となり、バラバラになった本文を接着剤で綴じる無線綴じに対して、ページの順番が崩れないように複雑に折った印刷用紙を接着させて綴じる方法になります。ですのでバラバラにした本文を綴じる無線綴じよりも本文が繋がっている分、強度が高くなります。ただ、先にも述べたように、大きな用紙に何丁もページを印刷して仕上げるオフセット印刷に適した製本方法となりますので、オンデマンド印刷では対応しておりません

「糸かがり綴じ」

糸かがり綴じとは糸を使用して製本を綴じる伝統的な方法となります。主に上製本を作成する際に用いられる製本方法となり、頻繁に開閉を繰り返す冊子や、冊子を大きく開く用途、厚みのある本文用紙で冊子を作成する場合などで活用されます。ただし製本の工程が非常に多く、作成にかかる納期は非常に長くなり、コストも上がるというデメリットもありますが、記念誌や絵本などの上製本として高い耐久性で長期保存が可能となる製本方式となります。

「無線綴じ」

無線綴じ冊子は、ページの背を接着剤で固めてカバーをつける製本方法です。これまでにも他のコラムで何度も説明させて頂きましたが、いわば冊子製本の不動のレギュラーメンバーともいえる、この無線綴じ製本。長期保存したい製本を作成する際に向いており、背文字を入れる事で保管時に一目で内容などを知ることが出来ます。この方法はページ数が多い冊子や、より高級感を出したい場合に適しており、書籍、報告書、マニュアル、カタログなど、長期間の保管が必要とされる印刷物によく用いられます。

「中綴じ」

こちらも冊子製本で非常に良く使用される製本方法となり、私たちも普段の生活の中でよく見かける製本方法となります。上記の製本方法に比べると比較的安価で短納期で作成する事が出来る中綴じ冊子。簡単に言うと中綴じ冊子とは紙を半分に折ったものを重ね、中央をホチキスで綴じる製本方法に一つです。一般的には、パンフレットやカタログ、小冊子、プログラム、会報誌などに利用されます。

冊子の製本方法による比較

それぞれの製本方法について、コストや納期、耐久性に関して比較するとこのような感じになります。

中綴じ冊子無線綴じ冊子アジロ綴じ糸かがり綴じ
コスト比較的安く作成可能中綴じに比べてコスト高無線綴じに比べて高い無線綴じに比べて高い
納期短い少し長い長い長い
耐久性低い高い非常に高い非常に高い
ページ数制限※14ページから60ページ程度制限なし※1制限なし※1制限なし※1
見た目シンプル・一般的高級・プロ仕様高級・プロ仕様高級・プロ仕様
用途・プログラム
・パンフレット
・会社案内
・カタログ
・報告書
・記念誌、会誌
・テキスト
・マニュアル
・書籍
・情報誌
・文庫本
・商品カタログ
・辞書
・教本
・絵本
・スケジュール帳
※1 レスキュープリントでは中綴じのページ数は48ページ程度、無線綴じ等は用紙によりますが6~700頁程度の制限となります。

まとめ

冊子印刷の世界には多くの製本方法が存在します。今回ご紹介させて頂いた冊子の製本方法以外にもまだまだ製本方法があります。「ミシン綴じ」「平綴じ」、用途や保存期間などに応じて製本方法を決めて行く形になります。また製本方法によってコストや納期も大きく変わってきます。冊子の作成を思いついたタイミングで最適な製本方法を選んでいくようにしましょう。もちろんレスキュープリントではお客様の冊子作成の用途に応じて最適な製本方法をご提案、無料で御見積も作成致します。ご不明な点はいつでもお気軽にご相談ください。


Profile:

坂下大輔 
コピンピア一筋21年。会社随一のアイデアと閃きで、社内外に向けたいくつもの企画を成功に導き社長賞を何度も受賞。知識よりも感覚で仕事をするのが好きで、簡単なデザインならデザイナーに依頼せずに自分で作成してしまうことも。社員旅行では宴会ではしゃぎ過ぎる一面も持ちながら、息子の影響でFC岐阜とお寺巡りにはまっている。日本酒が大好きなのに焼酎が飲めないという変わったお酒好き。

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