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3月といえば卒業シーズン。晴れの舞台の主役はもちろん「卒業されるお子様達」です。

しかし、その晴れの舞台を迎えるにあたり、これまでお子様の成長をしっかりと見守り、サポートしてきた保護者の方はもちろん、共に学校生活を歩んできた先生たちも非常に大きな存在です。

そしてその晴れ舞台である「卒業」というイベントを控え、その準備に大忙しとなるのも先生たちです。

やらなければならない事が満載な時期に同時に進行していくのが「卒業文集」の作成です。

・今回作成した文集の費用が意外と高かったな・・・

・来年度間違いなく作成する事になるけどどうやって進めていけばいいのかな・・・。

・これまでずっと同じ印刷会社に依頼しているけどもう少しお値打ちに作成できるかな・・・。

今回はそんな「卒業文集」という冊子について、作成にかかわる様々なポイントをご紹介させて頂きます。

オンデマンド印刷でお値打ちに作成

一般の方にはなかなか耳馴染みのない「オンデマンド印刷」という言葉。

一言で「印刷」といっても、その方法は主に「オンデマンド印刷」「オフセット印刷」という印刷方式に分けられます。

簡単に言えば大量の印刷物は「オフセット印刷」、少量の印刷物は「オンデマンド印刷」という分け方になりますが、そうは言っても

「どこからどこまでが大量印刷で、どれくらいが少量なの?」という声をお聞きします。

当然、何万部といったチラシを印刷する場合にはオフセット印刷での印刷方式が費用などを考えてもおススメの印刷方式となります。

では冊子の印刷についてはどちらの印刷方式が向いているのでしょうか。

例えば無線綴じ冊子を例に見てみましょう。

本文が100ページの冊子を100部作成しようとした場合、総ページ数は10,000頁となりますのでA4サイズとした場合両面で印刷をしても5,000枚という用紙に印刷をする事になります。

1000枚以上の印刷となりましたので、「大量印刷だからオフセット印刷の方が安いよね」と思ってしまいがちですが、冊子の印刷において、それは実は間違いなんです。

オフセット印刷は「版」が必要です

オフセット印刷の価格を決めるのは数量だけでなく、原稿の種類が重要です。

極端に言えば、1種類のデータのチラシを1,000枚を印刷する場合にはオフセット印刷は非常に有効な印刷方法になりますが、1000種のデータを各1枚印刷し、合計1000枚になる場合には、オフセット印刷で行った場合、非常に高いコストが発生します。

つまりデータの種類が多くなると、多くの「版」が必要となり、「版」を作成する費用が高くなってしまうのです。

反対に「オンデマンド印刷」という方式は「版」を必要とせず、データからのダイレクト印刷となりますので、データの種類にコストが左右されにくくなるわけです。

したがって、100ページの文集を100部印刷しようとした場合、印刷枚数は5000枚程になりますが、ページ分の版を作成しなければいけないオフセット印刷に比べてオンデマンド印刷という方式はお値打ちに冊子印刷を進める事が出来るわけです。

印刷会社を見直すことも必要!?

多くの学校では、昔から決まった印刷会社があり、毎年その印刷会社で冊子印刷を行っているという事が多くなります。

でも実際は価格競争が無い分、意外に割高に作成してしまっている、という事も少なくありません。

また、思い出のアルバムを作成するにあたり、同じ会社で冊子を一緒に頼んでいる、というパターンもあります。写真のアルバム作成と文集などの冊子印刷は、意外と同じ会社で作成していない事も多く、割高になっている事も考えられます。

これまでに作成した文集などがあれば、そのページ数や冊数、仕様などを元に見積りを取ってみるものいいでしょう。最近では見積りも無料で作成出来ますし、オンライン上で大体の価格を知る事も出来ます。ただし、オンラインで見積りを見るためには、冊子の仕様(用紙の種類や厚みなど)を把握しておくことが重要となりますのでご注意ください。

◆冊子印刷の見積り依頼に必要な情報
・冊子の大きさ(A4仕上がり、B5仕上がりなど)
・ページ数(両面印刷で50枚の紙であれば100ページとなります)
・色数(フルカラー印刷か、モノクロ印刷か)※1
・必要部数(基本的には予備も含めた部数となります)
・用紙の厚みや種類(本文の用紙と表紙の用紙)※2
・冊子の形状(中綴じ、無線綴じなど)
※1モノクロとカラーが混合の場合にはモノクロ○○ページ、カラー○○ページと指定した方が正確な金額を算出できます。

※2用紙の種類が不明な場合には実際の冊子を送付頂き、確認する事も出来ます。

冊子の仕様について

とはいえ普段から冊子印刷に携わっていない場合、冊子印刷の「仕様」と言われてもピンとこないと思いますので、いくつか仕様についてのご紹介をさせて頂きます。

用紙について

印刷用紙は「用途にあった用紙」を選んで頂く事が一番大切です。

レスキュープリントとしてもお客様のご要望にお応えするために数多くの用紙をラインナップしたいところですが、世の中の紙の種類は細かく分けるとなんと数千種類にも及ぶので、正直その全てをラインナップする事は少々難しいことです。

そこでレスキュープリントではメインとなる主要な用紙をラインナップし、お客様の用途に応じて用紙をお勧めしております。

コート紙

コート紙とは折込み広告等チラシとして使われ、非常に身近で毎日のように見かけている用紙です。
両面にコーティングがされており、光沢があるので写真などカラーの再現性にすぐれキレイな仕上りになります。
文集の内容が写真が多くなる場合にはこちらの用紙をおススメいたします。

(FSC認証紙を使用)

マットコート紙

マットコート紙とはコート紙の光沢を抑えた紙です
艶消しのコーティングがされており印刷部分のみ光沢が出るため写真映えが良く落ち着いた雰囲気の印刷物に仕上がります。
反射が抑えられる為読みやすく、文字と写真が使用される印刷物にお勧めです。

(FSC認証紙を使用)

上質紙

上質紙とは一般的に使用されている用紙で、なじみの深いコピー用紙とほぼ同等の風合いですが印刷適性が上質紙の方が高いです。
光沢が無く光の反射をしない為、読みやすく文字の多い報告書や書籍などに適しています。

文集の作成の際に、文章がメインとなる場合、圧倒的におススメの用紙となります。

(FSC認証紙を使用)

また、表紙として使用する用紙に関しては上記で説明させて頂いた用紙の厚みのあるものを使用する事も出来ますし、元々色がついた用紙「色上質紙」「レザック」などを使用する事で年度別に色を変えていくことも出来ます。

紙の原稿でも大丈夫

文集で多く見られるのはお子様達が書いた将来の夢や思い出の作文、またクラスごとに趣向を凝らしたアンケートやランキング等のページ。

これらをデータ管理するのは意外と難しいものです。

紙の状態で集まった原稿をスキャニングしてPDFの状態で入稿する、というのが一番ですが、なかなかそんな時間を取れない、という場合もあります。

ですので集まった原稿を、紙の状態でそのまま入稿というパターンもOKです。

その際、ページ番号を入れたい場合には、印刷時に入れる事が出来ますので、わざわざ原稿にページ番号を振って頂く必要はありません。

また、スキャン時に発生する周りの影なども消すことが出来ますが、その場合には少し時間を要する事がありますので、事前の相談が必要です。

お支払いについて

冊子印刷のお支払いについては現金でのお支払い、代引きでのお支払い、お振込みでのお支払い、という方法があります。

領収書の発行ももちろん可能です。

生徒様の分の領収書と、先生達が個人的に持っておきたい分の領収書を分けて発行する事も可能です。

事前サンプルの作成も可能です

ここまで説明させて頂きましたが、やはりこれまで依頼していた外注先から変更するというのは不安がつきものです。

・思っていた仕様ではなかった・・・

・品質がとっても悪かった・・・

・ページの順番が全然違う・・・

・希望する用紙じゃなかった・・・

印刷物が仕上がってから、これらの事が発生すると大変です。

そんな失敗を防ぐためにレスキュープリントでは「事前サンプル作成」というサービスを行っております。

実際のデータで、実際の用紙で、実際の仕様で実物サンプルを作成し、ご確認頂いた後で正式にご発注頂き、安心して冊子を作成する事が出来ます。

最後に

年度が変わり、様々な事が決まっていく中で、いつもと同じ費用を払って文集を作成していくのではなく、是非一度印刷物の費用を見直してみてください。

これまでと変わらないクオリティで印刷代が大幅に下がった!という声も多く頂いております。

また、レスキュープリントでは印刷物に関して、お客様と一緒に打ち合わせを行いながら進めていきます。

「この部分をもう少しこんな風に出来たらな・・・」

「文集の背文字も入れたいな・・・」

「白紙のページを寄せ書きページに出来たらな・・・」

そんな御希望に関しても、お客様の手が届かない部分を出来る限りサポートいたします。

まずは一度ご相談ください。

レスキュープリントでは店舗での打ち合わせも可能です

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Profile:

坂下大輔 
コピンピア一筋21年。会社随一のアイデアと閃きで、社内外に向けたいくつもの企画を成功に導き社長賞を何度も受賞。知識よりも感覚で仕事をするのが好きで、簡単なデザインならデザイナーに依頼せずに自分で作成してしまうことも。社員旅行では宴会ではしゃぎ過ぎる一面も持ちながら、息子の影響でFC岐阜とお寺巡りにはまっている。日本酒が大好きなのに焼酎が飲めないという変わったお酒好き。

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