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ZINE(ジン)とは、雑誌を意味する英語の「マガジン(magazine)」に由来する呼び名とされ、個人や仲間たちが自由につくる、手作りの小冊子のことを指して言います。写真、イラスト、文章、漫画などなど、趣味や日常の記録、個人的は主張などをさまざま表現方法で小冊子にまとめたものです。『ミニコミ』『クラフトプレス』といった表現をする場合もあります。「つくりたい人が、つくりたいものを、つくりたいように作る」のが、ZINE(ジン)の魅力です。

ここまでを読むと「同人誌との違いはなに?」という疑問が生まれるかと思います。ZINE(ジン)と同人誌は重なる部分も多く、同義として扱われることも多いです。ざっくり分けるとすると、「同人誌は販売を目的とすることも多いのに対し、ZINE(ジン)は必ずしも販売を目的にしない。」といったところでしょうか。ZINE(ジン)は、よりアート的、DIY的なニュアンスを持つことが多い印象です。

今回のコラムでは、初めてZINE(ジン)づくりに挑戦する方が失敗しないためのポイントをご紹介していきます。

ZINE(ジン)づくりで最初に取り組むべきことは、テーマとコンセプトを決めることです。実はこちらのコラムでも、最初に取り組むべきこととして紹介しています。

「何を伝えたいか?」「どんなZINE(ジン)にしたいか?」を明確にすることで、そのZINE(ジン)を手に取った方に、つくり手の意図や主張を明確に伝えることができます。

まずは、「好き」や「気になること」「誰かに伝えたい想い」を自由に書き出してみましょう。もしかすると、このコラムにたどり着いている方は、すでにそうした想いなどは明確になっているかもしれません。そのような場合は、「なぜその趣味(記録や主張)をはじめたのか?」という原点に一度立ち返ってみましょう。

次に、「誰に向けて伝えたいか?」「手に取った人がどんな気持ちになってほしいか?」「どんな情報を届けたいのか?」を書き出して、明確にしましょう。

たとえば、「カフェめぐり」というテーマのZINE(ジン)でも、「こだわりのコーヒー豆」「居心地の良い空間」「穴場カフェ」など、コンセプトによってZINE(ジン)の方向性は大きく変わってきます。

この最初のステップを丁寧に取り組むことで、内容に一貫性が生まれます。あなたの伝えたい内容が、しっかりと受け手に伝わるZINE(ジン)になるはずです。

実は初めてのZINE(ジン)づくりで一番多い失敗は、『途中で挫折してしまうこと』です。初めから完璧なものをつくろうとして内容やボリュームがまとまり切らず、途中であきらめてしまうのです。はじめから完璧なものを目指すのではなく、無理のない計画とシンプルな構成で始めることがポイントです。

まずは、少ないページ数で伝えたい核となる情報をまとめることを意識してみましょう。ここで役立つのが、コツ①の【テーマ、コンセプト】です。悩んだら、「テーマやコンセプトに合っているか?」を確認してみてください。ページ数は8ページや12ページといった少ないページ数からスタートするのがおすすめです。4の倍数のページ数でまとめると、その後の製本方法でも選択肢が広がります。

詳しくはこちらのコラムをご参照ください。

構成も、起承転結といった基本的な流れを意識すれば十分です。ZINE(ジン)の魅力は「つくりたい人が、つくりたいものを、つくりたいように作る」ことです。「読みやすさ(見やすさ)」を意識しつつ、あなたが「伝えたい」という気持ちをそのまま表現することを優先してください。

実際にZINE(ジン)を印刷して製作する場合は、オンデマンド印刷がおすすめです。もちろん、家庭用プリンターでの印刷、ホチキス留めなどの手作り製本も、つくり手の味がでるので選択肢の一つですが、 色味などの仕上がりの美しさ、用紙や製本方法の豊富さを考えると、プロのオンデマンド印刷に大きなメリットがあります。コート紙から書籍用紙、レザックなどの多様な用紙や、無線綴じや中綴じといった製本方法にこだわることで、よりあなたらしいZINE(ジン)をつくることができます。

また、オンデマンド印刷なら少部数から印刷できるため、「まずは数人に配りたい。」「イベントで少しだけ配布してみたい。」といったニーズにも柔軟に対応できます。在庫を抱える心配もなく、受け手の反応の見ながら内容をアップデートしていくことも可能なことが大きなメリットです。

そのほか、ZINE(ジン)のコンセプトや予算に合わせて自由に選択することができます。

レスキュープリント110番では、入稿から完成まで担当スタッフが完全サポートしますので、初めてのご依頼でも安心してご利用いただくことができます。

今回のコラムは、初めてのZINE(ジン)づくりに挑戦する方が失敗しないための3つのコツをご紹介しました。あなたの「好き」や「伝えたい」という気持ちを「かたち」にしてみませんか。完成したZINE(ジン)は、身近な人にプレゼントしたり、イベントで配布したり、SNSで公開したりと、さまざまな「かたち」で誰かに届けることができます。想いを自由に表現した、世界にひとつだけの、あなただけのZINE(ジン)づくりに挑戦してみてはいかがでしょうか。

レスキュープリントは岐阜県(岐阜市)と愛知県(名古屋市・一宮市)で合計3店舗を展開しています。東海地区のお客様に関しては店頭にて直接スタッフとご相談、打ち合わせが可能です。最寄りの店舗へお電話頂き、ご来店頂く日時をお伝えいただければスタッフが対応いたします。


Profile:

加藤雄三 
商業施設での商業サインや印刷物を得意とするアラフォー社員。作業員としても夜間作業に従事するため、昼間にお客様に会うと「今日はちゃんとした格好してますね」と言われてしまうが、れっきとした営業職。アラフォーなのに社内ではいまだに「若手社員」と言われてしまうのが最近の悩み。プライベートでは妻・娘と過ごす休日と週末に飲む安いウィスキーの水割り(薄い)をこよなく愛する。

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