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大会プログラム冊子印刷の重要性

大会プログラム冊子は、イベントの顔ともいえる重要なツールです。大会参加者にとってのガイドブックであり、記念にもなる大事な冊子となります。

印刷通販の発展により、大会プログラム冊子は高品質かつ効率的に制作されるようになってきています。そうなってくると当然ある程度の知識を持ったうえで印刷通販などに依頼する必要が出てきます。

今回はそういった時に困らないように大会プログラム冊子を印刷する上で知っておきたい知識を少しお話できればと思います。

大会プログラムと言っても用途は様々

一言で大会プログラムと言っても、その用途は様々です。

スポーツ系大会プログラム冊子
サッカー大会プログラム
野球大会プログラム
バスケットボール大会プログラム
剣道大会プログラム
県大会プログラム
etc・・・・
芸術発表系大会プログラム冊子
バレエ発表会プログラム
ダンス発表会プログラム
演劇発表会プログラム
伝統芸能発表会プログラム
詩吟発表会プログラム
etc・・・・
演奏系大会プログラム冊子
ピアノ発表会プログラム
コンサートプログラム
クラシック演奏会プログラム
ギター演奏会プログラム
歌声発表会プログラム
etc・・・・

以上紹介させて頂いたものはごく一部ですが、多くの大会、発表会、演奏会には必ずと言っていいほどプログラム冊子は必要となります。

非常に大きな規模の大会などでは必要となる部数が1000部を超えてくる事もありますが、50部、100部~500部程度の冊子が必要となる場合にはオンデマンド印刷による印刷方式がおススメとなります。

オンデマンド印刷でプログラム冊子を作成するメリット

1000部以上の大量印刷を行う場合には「オフセット印刷」という方式でコストを抑えながら印刷する事になりますが、先述のように100部、200部といった部数である場合には「オンデマンド印刷」という方式が良いでしょう。

オンデマンド印刷とオフセット印刷の最も大きな違いは、「版」の存在です。

レスキュープリントが最も得意とする「オンデマンド印刷」では版を使用せずにレーザープリンターなどの高速デジタル印刷機による印刷を行います。「オンデマンド」という言葉の通り「必要な分だけ、必要な時に」印刷をするという印刷方式です。お客様からご入稿頂きましたデータ、もしくは弊社で作成させて頂いたデータを確認後、そのまま印刷へ移ることが出来ます。

対してオフセット印刷とは「版」を使用した印刷方式となります。印刷したいデータをすぐに印刷できるわけではなく、そのデータを元に製版、刷版という工程を踏まえた上で印刷をする事になります。

プログラム冊子を印刷するにあたり、来場者数や会場の規模に応じて印刷部数を決める必要があります。数十冊の場合や、数百冊の場合、様々なパターンがありますが、必要な部数に応じて印刷方式を決める事が大切です。

オンデマンド印刷オフセット印刷
少ロット、少量の印刷物向き大量印刷向き
短納期、お急ぎの場合に印刷物をじっくり作成する場合に
必要な分だけ印刷できる高品質で高精細な印刷物
大量印刷は割高少量印刷は割高

上記の表に記載したように100冊程度のプログラム冊子を印刷する場合、オフセット印刷では費用が非常に高くなってしまう事があります。反対に1000部以上になった場合にはオンデマンド印刷ではコストがかかりすぎてしまいます。

また、大会開催の日程が差し迫ってからの変更なども多くありますので、版を作らないオンデマンド印刷なら急なデータの差し替えも可能となります。

御見積頂く際にご相談頂けましたら最適な印刷方法をご提案させて頂きます。

大会プログラム冊子に入れる内容とは

大会プログラム冊子を作成する上で、その内容の構成を考える必要があります。

一般的にどのような構成で作られているのか見てみましょう。

①表紙

/冊子には当然表紙が必要です。大会名や開催場所、日時など、大会の概要が一目でわかるようにする必要があります。カラーで冊子を作る場合にはイメージなるイラストや写真を配置し、パッと目をひくような表紙にすると見映えもよくなります。色上質紙などを使用する場合には季節に合った色(暖かい季節は暖色系の色、寒い時期には寒色系の色を使用すると季節感にマッチしたプログラム冊子を作成する事ができます。

②挨拶文

/主催者やOB、関係者の方から参加者の皆さんへの挨拶文になります。また、挨拶文は参加者だけでなく観覧者の皆さんへの挨拶文にもなります。日頃の活動へのご協力の感謝、大会参加者の意気込みなど、長くならない程度に入れましょう。

③大会日程・タイムスケジュール

/スポーツ系の大会であれば対戦表や日程、演奏系であればタイムスケジュールなどを入れます。休憩時間が設けられている場合には、そちらを記載する事で観覧者や参加者も自身のスケジュールを立てやすくなります。

また、スポーツ系の対戦表やトーナメント表を入れる場合には、当日に書き込みを行う事も想定し、上質紙で作成するようにしましょう。上質紙については後ほど「用紙について」のコーナーで詳しくご説明いたします。

④プロフィール/参加チーム紹介

大会への参加チーム、参加校、または個人のプロフィールの記載は受け取った方の興味を引くコンテンツとなります。記載する場合には参加チームや学校名、または個人名の記載について漢字などの誤字がないように細心の注意を払って記載するようにしましょう。

⑤スポンサー広告ページ

大会や発表会などへ協賛して頂けるスポンサー様がいる場合には、スポンサー様の広告ページが必要となります。多くの場合、広告用の画像やデータなどは大きさがバラバラである事が多くなります。広告部分のデータを収集する際には、スポンサー様に掲載するページの大きさなどをお伝えし、綺麗な配置が出来るようにしましょう。

大会プログラム冊子の製本方式について

大会プログラム冊子を作成する際に決めるのが「どのような製本方式にするか?」という事です。もちろんページ数や部数、配布方式によって決まる事が多いのですが、どのような製本方式が多いのか見てみましょう。

◆大会プログラム冊子でのご利用製本方式ランキング

1位中綴じ冊子
2位折りパンフレット形式
3位無線綴じ冊子
レスキュープリント110番ご利用履歴より

◆1位 中綴じ冊子

大会プログラム冊子で一番多く利用される製本方式として「中綴じ冊子」が挙げられます。

4ページから40ページ程度の原稿を冊子タイプにするには一番最適な製本方式となり、無線綴じ製本に比べてコスト面も比較的安価に作成可能です。また、完成までにかかる納期も短く、ギリギリまで決定しない事項などがある場合にも最適な方式となっております。

◆2位 折りパンフレット形式

4ページの二つ折り、6ページの三つ折り、8ページの観音折りなど、プログラムの内容が1枚の紙に収まる形での仕上げ方法です。

プログラムの内容が1~2ページ内に収まるのであればこちらの形式が一番お値打ちに作成出来ます。

三つ折りや観音折りも小ロットで作成が可能ですが二つ折りタイプと違い、特殊な長い用紙を使用する点や折り加工が必要となるため、コストが高くなってきます。

◆3位 無線綴じ製本(くるみ綴じ製本)

無線綴じタイプでの作成では多くのページを冊子として使用する事が出来、タイムスケジュールだけではなく、挨拶文やプロフィールなども詳細に記載する事が出来ます。

また、多くのパターンとして後半のページにはスポンサー広告が入り、大会をサポートして頂ける企業様等の宣伝となる広告ページを入れる事が多くなります。

もちろんスポンサーページは無線綴じタイプに限らず中綴じタイプや折りパンフレットタイプにも入る事があります。

用紙を選ぶ

作成する形が決まったら印刷用紙を選びましょう。印刷用紙は印刷物の印象を決める大事な要素になります。せっかくのプログラム冊子ですので、ペラペラのコピー用紙よりは、しっかりとした用紙で印刷をしたいところです。

コート紙

コート紙とは折込み広告等チラシとして使われ、非常に身近で毎日のように見かけている用紙です。
両面にコーティングがされており、光沢があるので写真などカラーの再現性にすぐれキレイな仕上りになります。
目立たせたい印刷物にお勧めです。
主な用途はチラシ、リーフレット、パンフレット、会社案内、メニュー、ポスター、小冊子、等もっとも多くの場面で使用されている用紙の1つです。

(FSC認証紙を使用)

マットコート紙

マットコート紙とはコート紙の光沢を抑えた紙です
艶消しのコーティングがされており印刷部分のみ光沢が出るため写真映えが良く落ち着いた雰囲気の印刷物に仕上がります。
反射が抑えられる為読みやすく、カレンダーなど文字と写真が使用される印刷物にお勧めです。
主な用途はリーフレット、カタログ、パンフレット、ポスター等どちらかと言えば高級感を出したい印刷物に使用される場合が多い用紙です。

(FSC認証紙を使用)

上質紙

上質紙とは一般的に使用されている用紙で、なじみの深いコピー用紙とほぼ同等の風合いですが印刷適性が上質紙の方が高いです。
光沢が無く光の反射をしない為、読みやすく文字の多い報告書や書籍などに適しています。

また書き込みの必要な印刷物にお勧めです。
主な用途は報告書、チラシ、取扱説明書、挨拶文、案内状、ポストカード等広く使用されます。

(FSC認証紙を使用)

色上質紙

色上質とは「上質紙」の両面に色を付けた用紙になり、様々な印刷物に使用されます。用紙の厚みも薄口から超厚口まであり、使用用途は様々です。

発表会のパンフレットプログラム、冊子の表紙や扉紙などに多く用いられる事が多くモノクロ印刷でも目立つ印刷物を作成する事が可能ですが、色上質紙で印刷を行う場合には印刷色に注意が必要です。

色上質紙への印刷は印刷用のインクが用紙の色の影響を受けてしまいます。したがって色上質紙へのカラー印刷は、よほど薄い色の用紙を使用しない限りはおススメしていません。黒などの濃い色は影響を受けにくくなりますので、一般的にはモノクロでの印刷をおススメしています。

レスキュープリントでは店舗での打ち合わせも可能です

レスキュープリントは岐阜県(岐阜市)と愛知県(名古屋市・一宮市)で合計3店舗を展開しています。東海地区のお客様に関しては店頭にて直接スタッフとご相談、打ち合わせが可能です。最寄りの店舗へお電話頂き、ご来店頂く日時をお伝えいただければスタッフが対応いたします。

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最後に

大会プログラム冊子、または発表会、演奏会のプログラム冊子の印刷については、初めに述べた通りネット印刷などの流通で誰でも安価に作成する事が出来るようになりましたが、その分知識が曖昧なまま利用をする事で起きてしまうトラブルも増えて来ています。何度も作成し、慣れている方でもうっかり間違っていしまう事もあります。

イベント当日に「どうしよう・・・・」という事がないように不安な点が少しでもあれば、事前に印刷会社へ相談して、一つ一つ不安を解消していくことで、主催者様も安心してイベントの方へ集中できます。

レスキュープリントでは「失敗させないネット印刷」をテーマに営業を行っております。些細な事でもお聞き頂ければ丁寧に説明させて頂きますので、まずはお気軽にご相談ください。


Profile:

坂下大輔 
コピンピア一筋21年。会社随一のアイデアと閃きで、社内外に向けたいくつもの企画を成功に導き社長賞を何度も受賞。知識よりも感覚で仕事をするのが好きで、簡単なデザインならデザイナーに依頼せずに自分で作成してしまうことも。社員旅行では宴会ではしゃぎ過ぎる一面も持ちながら、息子の影響でFC岐阜とお寺巡りにはまっている。日本酒が大好きなのに焼酎が飲めないという変わったお酒好き。

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